1、機能性側弯症
脊柱管狭窄症、腰椎ヘルニアなどで「背骨を真っ直ぐしている」ことが辛い方によくみられます。
真っ直ぐな状態が痛いので、痛みを回避するために腰が横へ曲がってしまっている状態です。
こちらの側弯は痛みがなくなれば、真っ直ぐな元の背骨に戻るため、元々の原因である疾患を治療していきましょう。
2、特発性側弯症
特別な原因がなく背骨が横へ曲がって来る症状を発症します。
特に多く見られるものが思春期の側弯症で10歳以降の女子に多くみられます。
最近では学校の検診などで言われる方が多いと思います。
3、先天性側弯症
何かしかの原因で生まれつき背骨が曲がっている状態です。
4、病原性側弯症
背骨が曲がるような病気が原因で側弯がみられます。
脳性麻痺、筋ジストロフィー、脊髄空洞症などの筋肉や神経に関わる病気で側弯症になることもあります。(神経筋原性側弯症)
レッグリングハウンゼン病でも側弯がみられます。こちらは特殊な色素斑も伴います。(神経線維腫症)
マルファン症候群、血管や結合組織による病気
具体的な病名を挙げると上記のような病名で側弯症がみられます。