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つい先日、患者さんから
「自律神経って最近よく聞くけど一体なに?」
とお問い合わせがありました。
たしかにここ2年ほど
テレビでも本でも本当に耳にする機会が
増えましたね。
そこで今回は
『そもそも自律神経とは?』
をお伝えいたします。
まず「神経」とは・・・
【脳】と【体の各器官】が
情報を伝えあう【道】のようなもの。
体の内側・外側からの刺激は情報として
神経を伝わり脳や体の各器官へ送られ
様々な反応を引き起こします。
たとえば
熱いものをさわってしまった時に
とっさに手を引っ込めますよね。
これも神経を通じて
「熱い!」→【脳が反応】→「手を引っ込める動きをしよう」
という状況がおこっているのです。
神経は体全体に張り巡らされていますが
【自律神経】は「脳」と「各臓器」をつないでいます。
・心臓を動かして血液を全身へ送る
・呼吸をする
・食べ物を消化し栄養素を吸収する
・暑いときには汗をかき
寒いときには体を震えさせて
体温調節をする
などはすべて自律神経の働きによるものです。
ただ自律神経は自分の意思で
コントロールができません!
24時間365日フル稼働しているため
無理が重なると体に不調がでてきます。
その状態が
「自律神経の乱れ」と言われています。
いかがでしたか?
少し自律神経の謎がとけたでしょうか?
次回はさらに詳しく
「自律神経のしくみ」を
お伝えいたします。